近鉄エンジニアリングについて

事業案内

蓄積した経験と実績、緻密な分析力
そして完成された設計力が創造を制する

自動化機械単体の設計から巨大なプラント全体の設計まで、幅広い視野で産業と社会の発展のために成長し続けることに生きがいを見いだしていく。近鉄エンジニアリング株式会社はそんな技術者の集団です。
機械とそのシステムが永遠に進化し続けるなら設計の領域も限りなく拡大するはず、私たちはそう信じています。

設計受託事業品目

荷役運搬/製鉄

 当社の主力となる業務で、コンベヤ本体の設計はもちろん、コンベヤ乗継部の架構、集じんダクトや配管等の大型設備の設計から、最近では、食品工場内での流れ作業で使われるコンベヤの設計などもおこなっています。
 当社の技術は海外進出を果たしており、台湾、中国、ベトナム、オマーンなど、アジアの各地に及んでいます。これからは、国内だけでなく、アジアを中心とした世界進出の展開を目指しています。

FA/自動化機械/自動車生産設備

 FA自動機・液晶生産設備・自動車生産設備と言えば、日本経済を支える基幹産業です。当社では、自動車の生産ラインにおいては自動車本体の搬送コンベヤに限らず、自動車に使用されるエンジンの組付け装置も含め様々な形で設計業務に携わり、半導体や液晶、リチウム電池といった分野では、徹底した自動化とクリーンルーム内での自動化などに寄与し、蓄積された技術力を駆使し、より高度な生産システム構築に貢献しています。

環境/リサイクル/水処理

 環境・リサイクル部門では、各家庭から出される可燃・不燃ごみや資源ごみ(缶類・ビン類・ブラ容器・紙類)等を、焼却・埋立て・再資源化するための設備、下水、し尿の機械設備の設計を行っています。各自治体の見積り仕様書を元に、施設全体における機器の配置やレイアウトの設計など要求される資料づくりから携わっています。
 これまで培ってきたエネルギーや環境保全等の技術を駆使し、持続可能な社会及び、輝かしい地球の未来にも微力ながら貢献しています。

煙突/橋梁

 煙突・橋梁部では、工事に関係する検討業務や、図面作図をおこなっています。架設計画と呼ばれる計画図の作図検討や作業用足場、交通規制図、工事で使用する構造物等の検討計画の業務は、数多くの工事に携わり実績も豊富にあります。また、お客様の要請により工事現場での設計業務や、スーパーバイザーとして技術者の派遣もおこなっています。

配管/塔槽

 配管、塔槽部門においては、化学・エネルギー精製プラント、防災設備の消火配管、または、飲料関係の工場や医療関係の工場内における配管設計、また、同プラントや船上プラント等で使用する塔槽類の設計及びこれらの機器の構造解析・耐震設計を行っています。
 現在、海外のアウトソーシングと連携する仕組みが進んでおり、この分野の業務については「コーディネート」「マネジメント」業務も行っています。

シールド/水門/海洋土木

 地下空間の有効活用を実現するために不可欠なコンパクトシールドから大口径シールドまで幅広く設計対応しています。安定した生活に欠かせない電気、ガス、水道設備から地下鉄道、地下道、海底トンネル等、これら私たちの生活環境を豊かにする物流インフラの構築にも携わっています。
また、高潮、津波の被害を防止する防波堤、家屋や施設の浸水被害を防止する可動式防波堤の設計や護岸・防波堤などの港湾構造物である銅板セルの設計も行っています。

電気制御/電力

 「電気制御」は14、5年前から始まった比較的新しい分野の業務で、製造工場などで活躍しているロボットのプログラミングと制御、そしてティーチングの業務などを行っています。ロボットは汎用性が高く、また製造ラインの変更に対する柔軟性も必要とされる設備です。当社の社員は、仕事のご依頼を頂いたお客様の開発チームの一員として、一緒に業務に携わっております。
 「電力」では、当社のお客様には電力会社様があり、配管関係の業務や、電力プラントの保守メンテナンス、管理、材料等に携わっており電力会社様のチームに一員として加わり業務を進めさせて頂いています。

特殊車両

 消防車両の設計においては、限られたスペースで多種多様な資機材・消防部品・ポンプ等を災害現場での作業効率を考えて積載する事が、災害時における迅速な救助活動につながると考えています。仕様が異なる各自治体ごとのニーズに的確に応えるためにも、幅広く技術を提供し、蓄積されたノウハウで合理化を追求しています。

CADスクール/教育

 CADシステムをいかに効率よく活用するかを日々考え、開発・改善を繰り返し、CAD操作、運用、効率化プログラムなど、長年培われてきたノウハウを各企業様、大学・教育機関様へ役立てて頂いています。
また、社内教育にも力を入れており、設計・製図にとらわれず、技術者一人ひとりがものづくり全般に携わる意識向上のため、広い分野での教育を取り入れています。